まけまけでドリップコーヒーをブラックで飲んでいる。普段、自宅ではミルクを入れているが、ブラックのほうが美味しいと感じるようになった。味覚は変るもので、最近はチョコレートを食べても美味いと思わなくなった。お腹が減るので何かつまみたくなる。間食に最適な食べ物としてナッツやバナナが上げられる。割高であるが、健康にはとてもいい。バナナは冷凍すると、とろみが出て美味しい。三食しっかり食べることが基本で、ご飯を美味しく食べられるのが理想だ。ブラックコーヒーやお茶を飲んでいれば、ジュースがいかに甘いかがわかる。とても飲めた代物ではない。ジュース断ちすれば体が楽になる。酒も家飲みはやめた。ここまでストイックになると生きている楽しみがないように思われるかも知れない。酒も煙草もやらず健康に気をつけて早死にする人がいるのは事実だ。発病を機に17年間酒を断った。酒を飲む気力がなかっただけだ。今は楽しく酒を飲む機会があればたしなむ程度で満足できる。何でもそうだが、ほどほどで抑えることが肝要だ。体が欲する物と脳が欲する物は違う。脳が欲する物は嗜好品という。これは依存性が高くて麻薬みたいな物だ。体が欲する物は栄養だ。普通に食事すれば吸収できる。この違いを意識しさえすれば食生活の改善は簡単だ。最近気に入っているのが黒烏龍茶だ。これは濃い目のアイスティーに近い飲み物で、口の中がすっきりする。食事も肉よりも魚で、野菜もふんだんに採っている。魚は塩気を効かせるだけで美味しく食べられる。手間がかからない。一方、肉は様々な調味料を使わないと美味しく食べられない。まけまけでも食習慣の話題が上る。血液検査の結果に一喜一憂するメンバーがいる。食欲と言うぐらいだから、食べることは人間の欲望であり、その欲望があるから生きていけるのだろう。食事内容を管理すればすべて解決しそうだが、欲望のコントロールは難しい。食べられるのは元気な印だが、一方で健康を蝕んでいくことも留意しなければならないだろう。
イガチョフ